東京都税理士法人恒輝 榎本税務会計事務所 榎本恵一 様
安売りはしない。"特定多数"をターゲットに新規拡大年間50件

のでたいへん有効です」と語る榎本税理士。
「会計事務所の経営は、考え方とやり方次第でもっとよくなると思います」と語るのは、税理士法人恒輝 榎本税務会計事務所 税理士の榎本恵一氏。
顧問先の経営を支援するため、各分野のプロフェッショナルと連携を組み、常に最適なご提案ができるよう「ワンストップサービス」を実践しています。
顧問先からの信頼は、27年継続して開催している「経営方針発表会」が物語っています。会計事務所は、顧問先に見せる商品が無い商売とも言われるなか、商品としてお渡しできる「決算診断提案書」は、当事務所の武器とも言えます。
決算診断提案書で高品質のサービスを提供
関与先企業の経営支援にさまざまなアプローチを試みている榎本氏が自社の経営方針書で自信を持ってサービスの提供を謳っているのが「決算診断提案書」です。

事務所経営の見地から考えると新規拡大について、これまでと今後は大きく変わってきています。これまでの会計事務所経営は、とにかく関与先件数を増やせばいいという考えから不特定多数を相手にしてきた経緯があります。低価格を売り物にする記帳代行会社の台頭など、会計事務所をめぐる経営環境の変化は急速に押し寄せてきています。
当事務所は、こうした価格競争にくみするつもりはありません。品質の高い経営サポートサービスを提供する当社の経営方針を理解していただける"特定多数"のお客様に、高品質サービスを提供することで顧問先の満足は確実に得られます。この方針の一翼を担っているのが「決算診断提案書」です。
「決算診断提案書」で持続可能な経営支援サービスを実践しています。
「決算診断提案書」の持続可能性について

当事務所は、色々な会計ソフトを使っておりますが、その中でもシェア率が高いのが「弥生会計」です。決算診断提案書は、決算時に弥生会計からデータ連動させ、全顧問先に作成して決算報告を実施しています。しかし、今までの課題は、月次データを活かしきれていない事でした。
現在は、OCRで読み取った情報を基に「弥生会計」で仕訳データを作成。月次データの連動により、「社長の四季システム」の月次経営提案書で、分かりやすい月次報告が一連の流れで出来るようになりました。
経営支援サービスを行うとなると属人的になりがちですが、業務を標準化する事が重要だと考えます。標準化することで、社長とのコミュニケーションにも役立ち、若手メンバーのレベルアップにつながっています。
榎本会計の顧問先インタビューより
高機能CMS「Sitecore(サイトコア)」の開発ベンダーとして日本トップシェアを誇る株式会社LYZONが依頼し続けてきた理由とは・・・
-- 榎本税務会計事務所とは10年以上のお付き合いを続けていらっしゃいますが、長く同じ事務所に依頼し続けてきたポイントはどこにあるのですか?
記帳代行や会計監査を信頼してお任せできたことや、相談をした時のアドバイスが的確だったことは、理由として大きいですね。
毎年、年末にいただく「決算診断」が役立ってくれている点も良かったです。弊社の決算業務を行うことで出た数値を、様々な角度から客観的にレポートとしてまとめていただいた資料です。弊社の財務の余力や、一般の業種と比べての違い、資本の回転率など、細かいところまでチェックしていただけているので、「もっとキャッシュを残さなければ」「どれくらい投資しよう」など、今後の経営判断に役立ってくれています。
榎本会計は両国駅前の立地を活かし、「駅前経営塾」を開催しています。榎本氏は今後の会計事務所経営について、経営者の声をヒアリングしながら次のように考えています。

「駅前経営塾」を始めて分かったことがあります。経営者は会計事務所に顧問料の安さは求めていません。それより、きちんとした経営サポート(経営コーチ)をしてくれること、そしてセミナー(勉強会)を開催してくれること、この2点を求めています。
企業経営において、きちんとやろうという経営者が増えているのです。にもかかわらず、会計事務所サイドは顧問料値下げの情報があると、顧問料を安くしなければいけないと過敏に反応しているのだと思います。こうした状況が日常的だからこそ、会計事務所をめぐる問題は大きい言わざるを得ません。
当事務所は、あくまでも高品質のサービスを提供することで、高い水準の顧問料を維持していきます。そして、新規拡大も順調に推移していることは、この方針に間違いないことの証だと考えています」。
企業は、インボイス制度の荒波と世界を取り巻く環境の変化に対する挑戦がいよいよスタートします。「社長の四季」を活用しながら、コーチングが出来る会計事務所になることが肝要と思います。