顧問先を守るために「業務品質の向上と標準化」が不可欠な時代!
担当職員の個人的力量が、事務所の限界になっていては、お客様を守ることができないと思うのです。会計処理の適正、税務申告の適正処理は、会計事務所として最低限の守るべき品質。例えば「決算」、どこの会計事務所に頼んでも基本的に結果は一緒のはず。では、どこで差がつくのでしょうか?
ユーザー先生が事例セミナーでこのようなことを発表して下さいました。
会計事務所は知識や情報などをINPUTするのは得意です。しかし、OUTPUTするのは苦手なことが多く、お客様に上手く伝わらないのです。
OUTPUTには、わかりやすい資料と伝える力が必要になります。そこで、「社長の四季」決算診断提案書が力を発揮して、顧問先の経営状況をひと目でわかるように提供されるのです。分析結果や傾向が自動でコメント化されるので、経験の浅い担当者でも一定水準の報告ができることが事務所の力(守る力)となるのです。
経営者からすると難しい財務諸表を分かりやすく、図式化・得点化、コメント化することで事務所の品質が保てるのです。もう1つが標準化+αです。例えば「決算報告」ですが、決算診断提案書を事務所の基準にして、お客様の独自の資料を添付することにより、より洗練された決算報告が可能となります。
お客様が当事務所に依頼する理由は何か?
(1) 担当職員の丁寧な説明
(2) 悩みを打ち明けられる信頼感
(3) 疑問に答えられる知識と事務所のバックアップ体制 だと思うのです。
所長のキャラクターもありますが、決して値段ではないはず。信頼感と安心感だと思うのです。社長とのコミュニケーションの「量」と「質」が問われる時代に数字の羅列は、説明する方も受ける方もその場限りで付加価値は生みません。
これからも「決算診断提案書」は事務所にとって、必要不可欠な商品であり、事務所経営に必要な仕組みなのです。