決算診断と事業計画を事務所の得意技にする!
M会計事務所 職員2名
開業して5年が経過して顧問先も少しずつ増えていますが、事務所経営からするとまだまだ不安定な状態です。小規模のお客様が多く、記帳代行業務が7割を占めています。開業した時のモットーは、経営者と親身になって経営のアドバイスを行う事務所を目指していたのですが、経営相談を必要とする顧問先様が少ないのが現状です。そこで今回、経営革新等支援機関として第1号認定を受け、決算診断と事業計画の策定業務を得意技とする事務所として、地域の経営者や金融機関にアピールしたいと考えていました。
導入のきっかけ
財務メーカー営業担当からの薦めで、㈱プロスの新規獲得モデル説明会に参加しました。率直に、私には自分を売込むツールが無い。事務所として提供するサービスメニュー(見える商品)も無い。今は事務所のHPと料金体系しかない事に気づき、お客様からすると他の事務所との違いが無く、安くお願いできるかどうかの比較しかないのです。支援機関に登録されたのですから、「財務内容をわかりやすく伝える」「お客様と一緒に策定する事業計画」を強みにするために「社長の四季」システムを導入しました。
システムの説明を受けて
- データの入力がシンプルで、時間がかからず、思っていた以上にシステムの操作が簡単。入力担当スタッフでも「決算診断提案書」は作成できる。決算の結果が、総合得点や図・グラフ・文章で表現され、経営者も見れば理解頂けます。
- 事業計画システムは、決算診断の流れの中で「業績アップ」シミュレーションで必要な売上高や概算目標を設定して、社長の考えをヒアリングすることができる。簡単な利益計画から資金繰り計画まで、経営者のレベルに合わせた策定が出来る。更に経営理念・経営ビジョン・行動計画まで対応しているので、金融機関にも説得力があります。
- 決算診断実践会の提供サービスに、経営者向けの月刊情報が提供されるので、見込み客にも情報発信ができる。現在は業者に頼んで購入しているので、毎月のコスト削減になります。
所長の決断
自分自身が処理業務を含めて対応しているので、スタッフへの移行を進めると同時に、経営サポート業務の比率を高めます。「決算診断と事業計画」を武器に「経営力強化支援法」の具体的な支援ツールとして、金融機関にもアピールして行きます。