攻守の事務所経営戦略は、顧問先との信頼関係につながる
i 会計事務所 職員3名
開業して6年が経過し、事務所経営としても安定してきました。顧問先数が多いわけではないのですが、顧問先1社1社の提供サービスを充実して、高品質な事務所経営を目指します。社長の四季を導入して、既存顧問先を守り、前向きな経営者の紹介で増やす戦略を考えています。
導入のきっかけ
監査法人で勤務していた仲間の会計士から、決算診断システムを使って顧問先から喜ばれている話を聞いていた。当時は、顧問先も少なくシステムを使うまでもなく、直接顧問先を対応していたのですが、職員も採用して顧問先を任せ始めた時に顧問先からのクレームとまでは行かないが、先生はあまり顔を出さなくなったね。と言われ顧問料の減額要請も数件出てきた。顧問先への業務品質と関係性が保てるかが最大の課題でした。
システムの説明を受けて
- システムの操作はシンプルで、50ページにも及ぶ帳票が瞬時に作成される。 ボリュームが多いと社長が見ないとのに不安があったが、担当者が説明して、社長が後から見るためには文章解説がついているので必要である。とにかく15分で作成することができることが、継続的に活用する最大のポイントです。
- 決算診断実践会の提供サービスは、経営者向けの「経営情報」が毎月提供され、「よくわかる勉強会シリーズ」も提供される。顧問先への個別フォローの一環で、会計担当者が勉強会を実施することにより、顧問先社長との関係強化につながる。社長から信頼され新規顧問先の紹介につながれば、担当者も相当な自信になる。


所長の決断
決算が終わった顧問先より、順次「決算診断提案書」を提供して、先ずは会計担当者が1年かけてなじむこと。顧問先社長に今までと違った提供サービスで満足度アップして行きます。会計事務所は人(担当者)が中心です。顧問先に継続的に支持頂けるのも担当者のレベルアップが不可欠です。次のステップで報酬アップ・新規の紹介につなげていきます。