会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算用語集:経営分析編

会計事務所・経営者のための決算用語集

総資本経常利益率

企業活動は、一定の財産をスタート(元手)として、これをいかに有効に活用して稼ぎ出し財産(利益)を貯蓄していったか。これが、最も重要な企業活動の指標といえます。いかに稼いだ(利益)か、いかに財産を増やした(自己資本)かということです。損益計算書を見ればわかりますが、この稼ぎ(利益)には、種々の段階があり、稼ぎ(利益)の質的な違いに注目して、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益といった風に分類されています。

さて、「総資本経常利益率」についてですが、会社の財務指標の中で1つだけをあげよ、と言われるときは、必ず言われるのがこの指標です。これによって会社は、保有する全財産で、どれだけの利益を稼いだかが明らかにされます。会社が保有する全財産(総資産、総資本)を基礎として、反復、継続した企業活動によってもたらされる利益(経常利益)が、どれ位あるかをみるのですので、無駄な財産や、利益を生まない財産が多くある場合や、利益の少ない企業は悪くなります。その意味で、総資本経常利益率は、全体としての会社の総合的な収益力をみるには適しています。しかし、これだけをみても、会社をどのようにしていくのか、という将来展望力が直ちに出てくるわけではありません。従って他の分析数値も併せて考えていく必要があります。

決算診断システムを
ご検討中の会計事務所様へ

決算診断システム『社長の四季』を、経営分析・付加価値向上・顧問先拡大にご活用下さい。

会計事務所必読!資料ダウンロード「経営分析の視点と活用」

お問い合わせ

資料ダウンロード

「決算診断」は幸せを呼ぶ“ 三方よし”

三方よし/お客様よし・事務所よし・世間よし
  • 決算には社長の人間ドラマがある ─ 数字と心はつながっている
  • 社長の四季決算診断システム ─ 決算診断は会社のすべてを物語る
  • 決算診断は幸せを呼ぶ三方よし ─ お客様よし、事務所よし、世間よし
  • 決算診断は会社の健康診断 ─ 社長が一番知りたいのは診断結果
  • 会計事務所の一番の強みは、社長と直接肝心な話ができること
  • アナログ力は重要、数字と心をつなげることは付加価値につながる

浅沼経営センターグループ
取締役会長
浅沼邦夫