2026/08/27世間の学校
時流を読む「土地の価格はどうなるか」-路線価5年連続上昇-
失われた30年も終わり、長いデフレから脱却し、本格的なインフレの時代に突入してい
る。食料品価格や、円安による素材価格の上昇、そして、人手不足により賃金upと、モノ
皆上がる時代に入り、土地の価格も似たような動きをしている。しかし、土地は高額な商
品であり、一生に一度の買い物といわれるくらい貴重な財産だ。
国税庁は、毎年7月1日に相続税や贈与税の計算の基礎となる土地の路線価(1月1日現在)
を発表している。今年はどうか。5年連続のup、標準宅地の伸び率2.9%で、過去最大。原
因として、国内外からの投資マネー、都市部を中心とする住宅需要、訪日客人気等をあげ
ている。人口減少、少子高齢化と縮小する日本経済において、この土地価格の上昇はどう
して起きるのか。
全国が平均的に上昇するのではなく、特定の場所の上昇が全体平均を押し上げているよ
うだ。2025年の訪日観光客は、4,260万人と2年連続で過去最高となっている。東京はおろ
か、大阪、名古屋といった大都市圏の他、軽井沢、箱根、野沢温泉、北海道の富良野とい
ったところまで、日本中いたる所で外国人を見ることは多い。外国人にとって日本ほど良
いところはなさそうだ。食事は美味しい、人が親切、治安は良くて、なんと言っても安い。
こんな日本、世界中の人が訪れるのは当然かもしれない。都心のマンションも高くて手が
出なくなっているが、依然としてその需要は根強い。当分この上昇は続きそうだ。