会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
話題の企業「ソニーG」~家電からエンタメへ(変身し続けた80年)

 会社とは、一定の事業目的があり、その事業目的を通して、成長、発展して行くもので
ある。しかし、社会は変化しており、その事業目的がいつまでも社会に受け入れられると
は限らない。社会の変化に応じて事業目的もまた変えていかなければ会社の生き残りは難
しい。これを企業の変身高といった場合、ソニーほど変身高の高い企業はない。先の読め
ない不確実な社会で生き残っていくためには、事業目的にこだわらない企業の方がかえっ
て強いのかもしれない。鉄一筋の会社、車一筋の会社、クスリ一筋の会社・・・。事業目
的に忠実に「この道一筋」の立派な会社の多くあるが、変幻自在に変化している会社もあ
ってよいかもしれない。

 毎年1月1日の日本経済新聞では、有力経営者20人から聞き取り調査をして、今年、
活躍が期待される企業はどこですかというアンケートをとっている。1 位は伊藤忠商事、
2 位は日立製作所、そして3位がソニーG。今回はその3位のソニーGを取り上げてみたい。
戦後誕生した大企業の草分けとして、ソニーとホンダは我々に多くの夢を与えてくれた。
1946 年 5 月に電気通信機及び測定器の研究の政策を目的として、東京都中央区日本橋に
東京通信工業が設立されたのがソニーの始まりで今年80年となる。トランジスタラジオ、
テープレコーダー、トリニトロンテレビ、ウォークマン、PC のバイオ、ソニーミュージ
ック、ソニー銀行...。そして、ゲーム、エンタメの世界へ。面白いもの、楽しいものを作
り続けるのがソニーなのかもしれない。まさにソニーGの事業目的は特定のモノやサービ
スを提供することではなく、楽しさや面白さ、そして便利さを売っているのかもしれない。

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取締役会長
浅沼邦夫