2026/06/05世間の学校
数字は語る「約1億円へ -首都圏のマイホームが高嶺の花へ」
ゼロ金利、マイナス金利から金利のある世界へ。インフレの時代の到来である。このイ
ンフレ時代を先取りするように首都圏のマンション価格の上昇がすさまじい。不動産経済
研究所の発表によると2025年度の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で新築
マンションの1戸当たりの平均価格が過去最高の9,383万円(約1億円)となった。前年
比15.7%upでまさに1億円に迫る。
首都圏では、駅に近い有効な土地が少ない。一方、建築費の上昇は人手不足、モノ不足
(中東情勢絡み)を背景に、土地不足と原価高からマンション価格が大幅に上昇している。
サラリーマンにとって1億円のマンションは、マイホームが高嶺の花になっていることを
意味する。夫婦共働きのパワーカップルといえども容易ではない。これも東京23区とそ
れ以外、23 区内でも都心の 5 区(千代田区、港区、中央区、新宿区、渋谷区)とそれ以
外でも格差は開いているようだ。問題は、このマンション価格の高騰。いつまで続くのか
という事と地方への広がりをもたらすのか。バブル期のように全国的な広がりとなるのか
だ。公示地価ベースでは、全国的に土地の価格は上昇しているが、本当かどうかはわから
ない。元気な地域と停滞している地域が極端に分かれているからだ。ベースにあるのは日
本人の人口問題で人口減少時代にマンション価格の上昇は長期的には説明が難しいので
はないか。