2026/04/03世間の学校
話題の企業「3 メガ銀行-三菱 UFJ、三井住友、みずほ-」
経済活動の基本は、財貨、サービスの動きにある。しかし、その動きを支えるものは「お
金」に他ならない。従って「お金」を通して経済活動を見るのも大切な視点となる。その
「お金」の動きを知るためには、どうすれば良いか。「お金」はなんといっても、人間の
血液に相当するもの。血流が良ければ健康でいられるし、血流が悪く、血管が詰まってく
ると体調不良になりかねない。この人間の血液に相当する企業のお金の動きを知るのに、
銀行を見ると良い。銀行といっても中央銀行である日本銀行を始めとしてメガバンク、中
堅銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合・・・様々な金融機関がある。これら多数の銀行
の中で、どの銀行を見れば「お金」の動きがよくわかるのか。「お金」を通して経済活動
を見るのには、どの銀行を通して見るべきか。日本を代表する銀行となると、どうしても
都市銀行となる。それも業界トップとなると、3 つのメガバンクということになる。そこ
で、日本のトップメガ銀行(三菱 UFJ・FG、三井住友 FG、みずほ FG)を通して考えてみ
たい。
2025 年 4 月~2025 年 12 月までの第 3 四半期の決算が発表された。それによると 3 銀行
の合計の連結純利益が前年同期比 13%増の 4 兆 2,281 億円となり、3 年連続の最高益を更
新した。銀行の利益が好調ということは、経済活動が活発となっている証でもある。何故
銀行決算が好調なのか。金利の引き上げ効果が大きい他、金利のない世界から、金利のあ
る世界へ経済活動の正常化が進んでいる。それに伴い、企業の資金需要が活発であること
で、貸出金の残高が増えているという。更に融資組成や M&A 助言などの手数料収入増や信
託報酬も増えているという。我々は、決算に注目するとしても、自分の会社の決算や同業
者の決算または、同一業界内の決算にばかり目を奪われがちであるが、「お金」という視
点でこれも貸す側からも時には注目して欲しい。その意味で、銀行の決算にも注目しなが
ら経済を見て欲しいものだ。このメガ銀行の行方は、中小の金融機関や、地方の金融機関
でも同じような動きがあるはずであり、引き続き注目しておく必要がありそうだ。