会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
言葉は語る「該当作なし・該当者なし」

 アカデミー賞、ショパンコンクール、ノーベル賞、文化勲章、芥川賞、直木賞、国民栄
誉賞・・・。数々の「賞」と名のつく名誉ある地位をもたらすものは、数多くある。日本
だけでなく、世界中に。その本人の業績を称える為に、世界的レベル、国家的レベルで賞
を与えるのは、よく行われている。しかし、賞があるからといって、必ずしも毎回確実に
受賞者がいるとは限らない。その賞に値するそれなりの業績をもたらした人に対して初め
て受賞者たり得るはずである。そのため、時には「該当作なし」「該当者なし」も必要と
思われるが、現実には必ずしもそうともいかない。特に文学賞ともなると受賞作品はベス
トセラーとなる可能性もあり、出版業界にとっては嬉しいニュースとなるため、何とかし
て「該当作なし」とはしたくないもの。

 ところが、2025 年 7 月 16 日の第 173 回の芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)で芥
川賞・直木賞とも「該当作なし」になった。両賞該当作なしは、1998 年の第 118 回以来
の 27 年半ぶりで 6 回目という。純文学の芥川賞、大衆文学の直木賞は文学界の最高峰。
その権威を守るためには時には「該当作なし」も必要かもしれない。会社の中でも従業員
による様々な提案制度を設けている会社も多く優秀な提案に対しては社長賞として海外
旅行や金一封を与える会社もある。社長賞の受賞は従業員にとっては名誉であるばかりか、
モチベーションの高まりにつながる。しかし、この場合でも時には「該当者なし」を設け
ることによって、その賞の価値を高める効果もある。賞があるからといって必ず該当者・
該当作を設ける必要はないのかもしれない。

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取締役会長
浅沼邦夫