会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
人を読む「清原 達郎(きよはら たつろう)」

 長年「貯蓄から投資へ」と主張されてきたが、今年はどうやら本格的な投資の時代に入
りそうだ。投資の時代を牽引するのが、昨年から始まった新しい少額投資非課税制度とい
われる新型 NISA だ。2024 年 3 月末までに約 2,300 万人がその口座を持ったという。まさ
に 5 人に 1 人の計算。この投資ブームにあやかってさまざまな投資本、投資説明会が大は
やり、投資詐欺も横行するくらいだ。投資の基本原理を簡単にいえば、どうしたら良い会
社を見つけて配当収入や値上がり益をどううまくゲットするかということ。しかし、世の
中そんなうまい話はないはず。しかし、世の中にはとてつもない人がいるものだ。清原達
郎がそんな人だ。

 かつて毎年のお金の長者番付として、国税庁が発表する高額納税者名簿があった。1995
年が最後の年の全国トップがこの人。なんでそんなに儲かったのか。投資家(株長者)と
して、初めての人かもしれない。長者番付のトップといえば、松下幸之助(現パナソニッ
ク)、上原正吉(大正製薬)といったオーナー社長や土地を売った人(土地成金)が殆ど
の時代、株長者は珍しい。しかも、彼は、タワー投資顧問運用部長。サラリーマンであり
ながら長者番付のトップとはこれ如何に。しかし、最後の長者番付の為、あまり気にされ
ることはなかった。1981 年、東京大学を卒業後、野村證券に入社。その間、スタンフォ
ード大学で経営学修士(MBA)、91 年にゴールドマンサックスに転職。その後、モルガン
スタンレー證券、スパークス投資顧問を経て 1998 年タワー投資顧問へ。2023 年「タワー
KI ファンド」の運用を終了し退社。個人資産 800 億円超の株長者となる。

 今、「貯蓄から投資へ」「新型 NISA」で投資に熱い視線が注がれている。「わが投資術」
(講談社刊)は、彼の投資哲学が満載。どうしたら彼のような金持ちになれるのか。株取
引で成功するコツは何なのか。彼の行動の全てが、この本に書かれている。彼には後継者
がいない。引退した今、すべてを伝授するという。思想のベースはいたってシンプル「疑
うこと」そして「探求すること」そして「決断すること」にありそうだ。問題はこの思想
をどう各人の投資に活かせるか。それにしても、この人はすごい!

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取締役会長
浅沼邦夫