会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
数字は語る「55.7 万人」

 日本は、世界で最も住みやすい国といわれている。多くの外国人がどんどん日本を訪れ
ており、その人気はうなぎ登り。「もう一度訪れたい世界の国」ランキングでも日本が 1
位となっている。物は豊富で価格は安く、どこでもいつでも手に入る。治安は良いし、安
全だ。遊ぶところも、自然も豊かだ。電車、タクシー、飛行機といった交通機関は充実し
ている。観光地、温泉地、神社、仏閣といった歴史的な見所も多い。おもてなしも素晴ら
しい。

 ところが、こんなすばらしい日本を離れて海外に永住しようとする人々が増えている。
外務省の海外・在留邦人数調査統計によると海外移住者数が過去最高の 55.7 万人になっ
たという。どこに行くのか。アメリカが 22 万、オーストラリアが 6 万、カナダが 5 万人
とこの 3 国で半数以上。圧倒的なのはアメリカ。この現実をどうみるか。日本を離れて一
時的に海外に行くことは当然ある。ビジネス、観光、スポーツ...しかし、それらはあくま
でも一時的なもの。それが一時的ではなく、言葉は悪いが日本を捨てて海外へ行くとは「ど
うして」と考えたくなる。言葉も違うし、風習、生活、仕事も大変なはず。そこまでして
日本を出ていくのか。

 日本と海外との一時的な交流は出国者数と入国者数の対比でわかる。コロナ禍前までは、
圧倒的な入国者の増加があり、インバウンド消費や観光立国日本がもてはやされており、
日本人の出国よりも海外からの入国の方が多かった。日本は、海外からみれば、観光でも
買い物でも安い日本として圧倒的人気であった。そんな日本を捨てて海外へ永住する人と
は何なのか。住みにくい、働きにくい...日本の悪さも再検討しなければならない時期に来
ているのかもしれない。日本のどこか問題なのか。真剣に考える時期に来ているようだ。

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取締役会長
浅沼邦夫