会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
時流を読む「物価高・節約志向がどうなるか」

 今年の春闘のベースアップは、満額回答どころか、上乗せ回答という前代未聞の状況。
大手企業の賃上げは順調に進むも、中小企業にとっては大変な時代。中小企業にとって、
人件費は最大のコスト。この賃上げは、売上一定なら減益となり、赤字になるかもしれな
い。しかし、大企業が賃上げする以上、中小企業といえども、この流れを無視することは
出来ない。中小企業にとって、値上げや価格転嫁力が求められる。

 ところで、会社の従業員は一方では、消費者でもある。消費者にとっては、賃金は、上
がって収入が増えるのはありがたいが、それ以上に物価が上昇するようなら実質賃金はマ
イナスになる。さぁ、どうする。消費者の財布のヒモは堅く、節約志向が見られるという。
賃金 up でも手取り収入はさほど増えた感覚はないようだ。それより物価問題が切実。政
府統計の消費物価指数の up は、実態とかけ離れているように感じる消費者が多い。

 電気、ガスといった公共料金から、バス代、電車代といった交通費に加えて食料品全般
の値上がりがひどい。食糧自給率が 30%程度という低さに、円安が加わり、世界的な気
候変動による不作もあり、小麦、大豆を基本とする多くの食料品の値上がりがすさまじい。
スーパーに行くたびごとに価格改定するのはまさにインフレそのもの。賃金 up では、追
いつかず。節約志向が顕著だ。賢い消費者、節約思考の消費者、価格に敏感な消費者を前
提に対応したビジネス展開が求められる時代になったようだ。

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取締役会長
浅沼邦夫