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株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
数字は語る「1%超え」

 日本の長期金利(10 年物長期国債の利回り)が、2024 年 5 月 22 日に 1%台をつけた。
2013 年 5 月以来、およそ 11 年ぶりの出来事となる。企業の経済活動に「お金」は不可欠。
その「お金」をどうやって調達するか。自分の「お金」でやるか、不足すれば銀行等から
調達しなければならない。銀行等からの借入による調達には利子(金利)がかかる。この
金利が日本経済の長い低迷のおかげでゼロ金利、マイナス金利といった金利のない世界に
どっぷりつかっていた。物価も上がらず、失われた 20 年、30 年とも言われ続けた。

 政府や日本銀行による経済政策や内外の経済環境の変化から、ようやく金利のある世界
に戻ってきた。その象徴が今回の長期金利 1%超えである。アメリカ、ヨーロッパでは、
4%台と、まだ金利差はあるものの、ようやく金利のある時代のスタートか。

 金利のない世界は、経済の機能不全社会で、ケインズが言う「流動性のワナ」に陥って
いる日本経済にようやく転換点を迎えたのか。物価高の 2%目標も実現しそうだ。こうな
ると経済のギアチェンジが必要となる。デフレからインフレへ。企業や個人はこの転換へ
の対応力が求められる時代になってきたようだ。

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取締役会長
浅沼邦夫