2024/05/30世間の学校
話題の企業「M7(マグニフィセント・セブン)」
人類の進歩は、画期的な発明、発見を契機とすることが多い。火の発見、文字の発明、紙の
発見、そして、農業革命、産業革命、そして、現代の情報革命へと。インターネット、生成 AI、
チャット GPT...それらに伴い、主役ともなるべき企業は、どんどん交代していく。この経済社
会の変化するスピードは早く、追いついていくのが大変な時代となっている。
GFAM や GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロ
ソフト)の時代と思ったら、今やその先のマグニフィセント・セブン(壮大な 7 銘柄 M7、アル
ファベット、アップル、マイクロソフト、アマゾン、メタ、テスラ、エヌピディア)といわれ
る巨大テック 7 社が地球を支配している企業群といっても過言ではないかもしれない。テクノ
ロジーの進歩は日進月歩から秒進分歩へとすさまじい勢いで加速度的に変化している。
今あるテクノロジーでさえも、何かをきっかけにそれまでの前提が一気に変わることだって
あるかもしれない。M7 だって、いつまで続くかわからない。変化に適応していける企業だけが
生き残れる時代かもしれない。この 7 社全てがアメリカということもあり、アメリカのひとり
勝ちの点もドルの独歩高の一因かもしれない。外国為替の変動要因は、経済力だけでなく、金
利差や地政学的リスクもあるが、ベースは経済力と思われる。当面は M7 から目が離せない。