会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
時流を読む「これからのヒト、モノ、カネの行方」

 企業経営の構成物といわれるものにヒト、モノ、カネがある。これらの構成物の今後の動きは
どうなるのか。ヒトについては、労働力としてのヒトは、人口減少、少子高齢化で減少していく
と共に、デジタル時代に対応できる人となると更に減少する。こう考えるとこれから必要とされ
る人材、特に IT、AI に強い人の賃金 up の方向性は間違いないともいえる。それ以外の少子化で
も人手不足経済を考えると賃金 up は、続くと考えられる。また、モノについてはどうか。それ
ぞれのモノについての市場の動向にもよるが、モノ余り経済というデフレ化で、下落するのでは
ないかとも考えられる。しかし、モノの生産で大きな障害となるのが、環境問題。環境に良いか
悪いかという視点で選別され、この傾向は長きに渡って続きそうだ。また、ロシアによるウクラ
イナへの軍事侵攻に見られるように、分断化された経済では、市場の縮小、資源高も考えられる。
そうみるとモノは、一層選別される時代になり、環境にやさしくて便利なモノ、必要なモノとい
う制約が考えられ、見向きもされないモノと不可欠なモノに二極化していくようだ。そう考える
と、下落するものと、up するものに分かれそうだ。それでは、カネはどうか。伝統的な経済理論
では、モノとカネは、連動して、一定のモノ状況でカネをジャブジャブ投入すればインフレとな
り、逆にカネを絞り込めばデフレになるとみる。しかし、新型コロナ禍で、世界中の国が国民に
カネをばらまき始めた。あふれかえるカネの洪水は、どうなるのか。今までの経済理論からすれ
ば、ハイパーインフレがいつ起きてもおかしくないはず。しかし、現実はそうなっていない。混
乱は深まるばかり。先を読みにくい時代の企業経営の難しさは、確実に予測できるものについて
の十分な対応と一定の確率でしか考えられないものへのある程度の準備で対応するしかない。は
っきり言えることは、人が不足すること。人を有効に活用できる企業だけが生き残っていくと思
われる。

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取締役会長
浅沼邦夫