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株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

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世間の学校
数字は語る「1,000 兆円超え」

 日本の国債発行残高(国の借金)が、とうとう 1,000 兆円を超えた。新型コロナ禍というパン
デミックの異常事態とはいえ、お金をじゃぶじゃぶ、無尽蔵に使いまくった末に気がつけば国の
借金が天文学的な数字になっている。財政は、資本主義経済の下では、本来の役割は脇役であり、
主役はあくまでも民間経済の投資であり、消費のはず。また、財政の最適な規模は一国の経済力
という体力の範囲内での一定水準であるべきであり、均衡財政(収支バランスの均衡)を目標と
しなければならない。現に、財政法 4 条は、このことを明言しており、例外的に国債発行を許容
しているに過ぎない。それが借金が常態化し、しかもその金額は巨額となり、対 GDP 比でも先
進国中最悪となっている。一般会計の歳入に占める税収の割合は、6 割程度と多くを借金に頼っ
ている。借金は、いつかは返済しなければならず、その返済は、将来世代にツケを回すことに他
ならない。しかも人口減少、少子高齢化と共に社会保障費や医療費の拡大は避けられず、財政規
模は拡大の要請はあっても、縮小することは難しい。さらにはロシアによるウクライナへの軍事
侵攻に伴い安全保障に関する防衛費も増加するという。こんな状況下の国の借金、どうやって減
らすことが出来るのか。大増税時代がくるのか。それとも継続的な経済成長に期待するのか、そ
の道筋は難しい。日本国債の格付け低下は避けられないし、2025 年の基礎的な財政収支の均衡
(プライマリー・バランス)黒字化の目標はどうなるか。大増税時代の到来か。大変な時代に入
ってきた。まさに「どうする借金、どうなる借金 1,000 兆円」という危機的な状況を忘れないで
欲しい。

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取締役会長
浅沼邦夫