会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
時流を読む「日本の GDP の行方」

 一国の GDP(国内総生産)は、国の経済規模、経済力を図る尺度として広く世界的に利用され
ている。国土面積、人口、核兵器の保有数等、様々な指標で国の比較は行われるが、こと経済に
関していえば、GDP がまず中心となるとするのが世界共通の認識といえるだろう。GDP は個人
消費、企業の投資、政府の活動、貿易状況等によって左右される。また、世界共通に比較される
ためには、共通の通貨尺度としてドル換算で行われる。

 この GDP がこの間中国に追い抜かれたと思ったら、今度はドイツに抜かれて世界第 4 位に転
落する見込みとなったようだ(2023 年度)。まだ、確定値が出ているわけではないが、IMF(国
際通貨基金)の予測によると 2023 年は、日本が前年比 0.2%減の 4 兆 2380 億ドル(約 633 兆円
相当)、ドイツは 8.4%増の 4 兆 4298 億ドル、2 位の中国は 1.0%減の 17 兆 7009 億ドルのようだ。
昔懐かしい 2000 年を見ると日本の経済規模は 4 兆 9683 億ドルで世界第 2 位、2000 年の円相
場は 1 ドル 105 円程度。当時の日本の GDP はドイツの 2.5 倍、中国の 4 倍、まだ日本が経済的
に強かった時代であったが、あっという間の出来事。なんで日本はダメになったのか。為替の影
響もあるかもしれないが、長期的な日本の成長力の衰退が大きい。再び日本は立ち上がれるのか。

 チャンスは到来しているように見えるが、チャンスを活かすことができるか、日本が試される時
が来たようだ。なお、ドイツの国土面積は、35.7 万㎢、人口は約 8500 万人に対して、日本の国
土面積は 37.8 万㎢、人口は約 1 億 2300 万人。同じような国土面積で、人口は約 7 割のドイツに
負けるとは・・・

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取締役会長
浅沼邦夫