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決算診断コラム

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世間の学校
人を読む「徳川家康」

 今年の NHK 大河ドラマは、松本潤が演じる「どうする家康」。大河ドラマも戦国ものと明治維新ものが多
くくり返されているが、ここは日本人好みの所なのかもしれない。当初はあまり人気がなかったようだが、
徐々に人気上昇してきたようだ。

 徳川家康といえば、大河ドラマでも何度ともなく、取り上げられている。第 21 回(1983)の「徳川家康」。
第 39 回の「葵徳川三代」があり、織田信長、豊臣秀吉、明智光秀、黒田官兵衛、真田一族といった方向から
の家康考察もある。徳川家康は、戦国時代を描く時には欠かせない人物であることは、間違いない。そして、
一般的には、
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
とあるように、忍耐、慎重、堪忍、努力の人と思われるが、家康といえどもと一人で全てを成し遂げた訳で
はない。

 それでは、今回、家康を通して何を学ぶのか。歴史的事実については、既に知られているものばかりだが、
ポイントは表題の「どうする~」にある。様々な困難(特に、生死を分ける戦いに明け暮れた戦国時代にあ
っては)に直面した時、どう判断するのか。その判断プロセスこそ、重要であり、そこには、現代のビジネ
ス判断にも応用できるはず。様々な選択肢をまず考え、その中の比較衡量を通して、最終判断となる。しか
も、その判断を家康一人だけでなく徳川四天王といわれる本多忠勝、酒井忠次、榊原康政、井伊直政を含め
たグループ徳川の視点が面白い。結果は分かっているので、その結果より、どう判断したのかが大切と言う
ことかもしれない。今までとは違ったプロセス重視の徳川家康の見方についてはビジネス判断的にも、大い
なるヒントを与えてくれるかもしれない。

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浅沼邦夫