会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
話題の企業「健康保険組合」

 今、医療の世界で大変なことが起きている。医療は患者(病人)と医師とそして、お金(治療費)が問題とな
る。この構造に大問題が起きている。日本人の少子高齢化が医療費の増大をもたらしている。人は年齢と共に体
の不具合が生じる。特に若い世代には、病気と無縁だった人が 50 代を過ぎると目が見えにくくなる、歯が悪く
なる、耳が聞こえにくくなる、足腰が弱ってくる・・・要するに年齢と共に経年劣化はすすみ、病気がちにな
る。そのため、高齢化社会は、医療費の増大をもたらす。この医療費は誰が支払うのか。病気になるのは自己
管理が悪いためであり、全て自己責任の問題として片付けてしまうのか。病気になるのは全ての人に不可避的
な問題としてみんなで負担し合うのか(国民皆保険制度)。日本は後者の道をとってきた。

 健康保険組合とは、公的医療保険を運営するために作られた法人で、従業員と勤務先の会社がほぼ折半で毎
月の給料から健康保険料が徴収される。このお金をもとに医療費の支払や健康診断などの医療保険事業を担っ
ている。健康保険組合は 1990 年代初頭には 1800 を越えていたが高度成長の終焉と共に企業の栄枯盛衰、離合
集散が続き、解散や合併が続いた。現在では 1400 を割っている。主に大企業の従業員と家族らが加入するのが
健康保険組合。今、その収支悪化が深刻となり、1400 ほどある組合の半数以上が 2021 年度に赤字だった。
全体の 2 割強が保険料率で存亡の危機にあり、「解散ライン」にあるという。医療保険制度の立て直しが急が
れる。

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取締役会長
浅沼邦夫