会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
話題の企業「日本電産」

 日本電産は、2022 年 9 月 3 日、小部博志副会長(73)が社長兼最高執行責任者(COO)に就任するという。日本
電産といえば、永守重信が一代で作り上げた立志伝中の会社。京セラの稲盛和夫に次ぐ平成のベンチャー企業
の雄。「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」のやり抜く精神力で企業を成長させ、2022 年 3 月期において
連結売上高 1 兆 9,000 億、営業利益 1,700 億、いずれも過去最高の絶好調企業。株式時価総額も 5 兆円超え。
ダメな企業を飲み込み、決して人減らしはせずに優良企業に育てあげていく。その経営手法には目を見張るも
のがある。企業を構成するものは、ヒト、モノ、カネといわれるが、日本電産は、これまでのところ、モノ作
り、カネ作りでは大成功した企業といえる。しかし、ヒト作りはどうか。一番難しいのが、ヒト作り。カリス
マ経営者永守重信も今年 78 歳。後継者の時代に入っている。日本電産でも後継者選びで迷走している。

後継社長を外部から次々と招聘。シャープ元社長の片山幹雄、カルソニックカンセイ(現マレリ)社長の呉
文精、日産自動車出身の吉本浩之、関潤と、次から次へと後継者を外部から招聘するも失敗。そして最後に共
に日本電産を作った仲間の小部博志、73 歳が生え抜き社長へ。いかに後継者作り、ヒト作りが難しいか教えて
くれた教科書のような会社。日本電産から学ぶべきことが多いようだ。

決算診断システムを
ご検討中の会計事務所様へ

決算診断システム『社長の四季』を、経営分析・付加価値向上・顧問先拡大にご活用下さい。

会計事務所必読!資料ダウンロード「経営分析の視点と活用」

お問い合わせ

資料ダウンロード

「決算診断」は幸せを呼ぶ“ 三方よし”

三方よし/お客様よし・事務所よし・世間よし
  • 決算には社長の人間ドラマがある ─ 数字と心はつながっている
  • 社長の四季決算診断システム ─ 決算診断は会社のすべてを物語る
  • 決算診断は幸せを呼ぶ三方よし ─ お客様よし、事務所よし、世間よし
  • 決算診断は会社の健康診断 ─ 社長が一番知りたいのは診断結果
  • 会計事務所の一番の強みは、社長と直接肝心な話ができること
  • アナログ力は重要、数字と心をつなげることは付加価値につながる

浅沼経営センターグループ
取締役会長
浅沼邦夫