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株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
数字は語る「20 年ぶり」

 2022 年 4 月 14 日の外国為替市場で円相場が 1 ドル=126 円台前半まで下落した。今では、130 円台から、
更に進みそうな気配。約 20 年ぶりの安値となった。2015 年 6 月に付けたアベノミクス後の最安値を下回り、
2002 年 5 月以来の 20 年ぶりの安値をつけた。しかも、2 月末の 1 ドル=115 円からわずか 1 ヶ月半で
10 円超も下落しており、急激な円安がとまらない。ポイントは 2 つ。

 1 つ目は、アメリカの中央銀行であるFRBがインフレ抑制のための金利引き上げを打ち出したこと。しか
し、日本の中央銀行は金融緩和を継続するという。これにより日米の金利差が拡大し、円売りからドル買いへ
とシフトしたこと。そして、2 つ目は、生活に欠かせない食料品の原料である大豆、小麦が、さらには、エネ
ルギー価格の高騰により日本の貿易構造への打撃が国際収支の悪化を招き、円売り、ドル買いをもたらした点
にある。この傾向は当分続きそうだ。

 問題は、その国民生活への影響。企業収益への影響だ。エネルギー価格や食料品価格の up が、国民生活を
直撃しそうだ。賃金 up→所得上昇→消費拡大→企業収益の好転、といった経済の好循環に赤信号が出そうだ。
企業収益も企業活動の海外移転に伴い、その効果は限定的ともいえる。為替相場は一国通貨の国際価値でもあ
り、その動きから目が離せない。

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取締役会長
浅沼邦夫