2022/08/31世間の学校
言葉は語る「生物多様性-Bio diversity」
人々の幸福は経済発展、経済成長によって実施されると考えられていた。しかし、経済発展、経済成長は、人
間以外の生物の犠牲の下に行われているのではないか。人間にとって良いことが、他の多くの生物たちにとって
良いことではないことの方が多いのではないか。こうして地球全体という視点から地球全体に生息する多様な生
物の存在を考え、お互いに共存しあって生きているという事実を生物多様性として、認識する必要があるのか。
地球上には現在 190 万種もの動物が生息するとされているが、毎年 100~1000 種が失われているという。そ
の主な原因は、人間が自らの豊かさを求めて経済発展、経済成長を追求することによってもたらされる環境の破
壊や気候変動にあるとされている。生物多様性に対する認識こそ「環境なくして経済なし」という事実を我々に
つきつけている。死んだ鯨の胃袋から大量のプラスチック袋がでてきたことも報道されている。この事実を我々
はどう受けとめるべきか。