会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
人を読む「羽生結弦」(プロスケーターへ)

 2022 年 7 月 19 日、とうとう現役引退をしてプロスケーターへ。1994 年宮城県仙台市で生まれ、4 歳からス
ケートを始め、16 歳で世界ジュニア選手権で初優勝をしたのを皮切りにソチ五輪、ピョンチャン五輪で 2 度の
金メダル、世界選手権も優勝 2 回、GP ファイナルの優勝も 4 回、そして 2018 年には、国民栄誉賞受賞と、あらゆる賞を総ナメして、まさにフィギュアスケート界のスーパースター。どんな選手にも寿命があるとはいえ、
さびしいが、晴れ晴れしい記者会見は多くの日本人を感動させる。

 人は、自分のことはなかなかわからないもの。そのため、どうしても他人の行動を通して学ばざるを得ないも
の。「他人の振り見て我が振り直せ」という格言も、自分のことを知りたければ、他人の振る舞いを通して学べ
というもの。それでは、我々は、他人のどのような行動を通して学べば良いのか。特にスポーツ選手の場合、人
間の肉体的な限界に抗戦し、超人的な記録を打ち立てた人ばかりが競い合うのがオリンピックであり、世界選手
権でもある。

 自己の肉体的限界を通して、強靱な体作りをしたいと思う人がいるかも知れないが、我々ビジネスの世界にい
る者にとって、学びの対象は、経営への利用という視点。いかに彼らの行動、言動を経営に役立たせるか。スタ
ーとは、暗闇の中に光り輝く星のことか。誰からも目を向けられるあこがれのもの。羽生はスターそのもの。多
くの人に愛され、親しまれてきた。数々の栄冠を手に入れたが、4 回転半ジャンプへのあくなき挑戦。スターを
スターとして単にあこがれるだけでなく、「そこから何を学んだか」こそ重要。

 いろんな学び方ができるが、ここでは、1 点指摘したい。羽生の羽生たるゆえんは最後までこだわり続けた
4 回転半のジャンプ。ひたむきに挑戦し続けるその姿勢には脱帽もの。そう、その真摯さこそ、多くの感動を生
む。ビジネスにおいても感動は不可欠。いかに顧客に感動を与えるかは最重要かもしれない。価格やサービスは
究極的には感動に集約される。ここにこそ羽生から学ぶべき最大のものがあるのではないだろうか。

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取締役会長
浅沼邦夫