会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
話題の企業「セブン&アイH」

 かつての小売業の覇者といえば、百貨店。百貨店といえば、三越、高島屋、大丸、伊勢丹・・・そして、そご
う、西武百貨店と。デパート全盛の時代には、小売業としての王者の風格もあった。しかし、スーパー、コンビ
ニの台頭、ドラッグストア、ユニクロ、ヤマダ電機、ヨドバシといった専門店の躍進。そして、ついにはテレビショッピングのジャパネットタカタからネット通販の Amazon まで。この 30 年間、小売業は変革につぐ変革で
急展開が生じている。小売業の優等生であったイトーヨーカ堂がコンビニのセブンイレブンに進出し、経営統合
によって生じたセブン&アイ H。その力のすごさが不況小売業を次々に飲み込んでいった。その 1 つに百貨店の
そごう、西武を完全子会社にしたのが 2006 年。そこからは、百貨店の閉店時代へ。いかに小売業の覇者といえ
ども時代の流れには勝てず。そして、2022 年。とうとう、そごう、西武の百貨店部門の事業売却へ。

 セブン&アイ H は、利益の殆どをコンビニ事業が稼いでおり、コンビニ以外は、業績の足を引っ張るお荷物
企業ばかり。事業売却は当然の帰結といえるかもしれない。大株主は、コンビニに資源を集中させよという。
それにしても近代小売業の優等生だった百貨店に何が起きているのか。もはや、優等生といえども、何もかもを
いつまでも持ち続けることのできる時代ではないのかもしれない。事業毎の採算管理を徹底して、残す事業と
処分する事業の区分が求められる時代でもある。中小企業においても、百貨店の未来は自分たちの明日かもしれ
ない。事業内容の選別は、事業継続の前提条件といえる。事業選別の基礎に決算診断の重要性がある。この動き
から目が離せない時代になってきた。

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取締役会長
浅沼邦夫