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決算診断コラム

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世間の学校
言葉は語る「親ガチャ」

 毎年、その年に流行った言葉が流行語大賞として 12 月に発表されます。昨年度はダントツで「リアル二刀流」「ショータイム」の大谷翔平です。アメリカ野球で大活躍したその勇姿は、球界の名手といわれるベーブルース以来、いやそれさえも越える快挙といえます。野手では、ホームラン 46 本、100 打点、26 盗塁、投手でも 9 勝 2 敗、防御率3.18、投球イニング数 130 回 1/3、156 奪三振と大活躍。文句なしです。ところで、大谷選手の影に隠れていますが、重要な流行語があります。

「親ガチャ」というもので、上位に入っています。「親ガチャ」の「ガチャ」とは、子供用の小型自動販売機のようなものでカプセルトイといわれ、そこにお金を入れるとおもちゃが出てくるカプセル玩具からきており、当たりやはずれのあるゲームの事です。親ガチャとは、子供にとってどんな親の下で生まれてくるかわからず、良い親の下に生まれてくれば、一生安泰でラッキーとなります。逆に悪い親の下に生まれてくれば、ずーっと、つらい思いをしなければならないことから、悲惨な結果を迎えるというように親ガチャにハズレたと言われ、親というくじ引きに失敗したという意味で使われています。ハズレたというものです。

 この言葉が注目されるきっかけとなった当初においては、今のような意味ではなさそうです。すべてを親のせいにして、自分の努力不足を横において悪いのは親のせいだと主張していたわけではなかったと言われています。確かに親の七光りや、縁故が強いのはわかります。政治家を見ればトップの人たちは 2 世、3 世ばかりですが、「たたき上げ」の人も結構がんばっています。「ハズレ」にめげず、それを努力で、どこまで取り返せるか。人生をハンディ戦とみることもできます。この問題は社会全体で考える必要があるかもしれません。究極の不平等はスタートにあるのかもしれませんが、これを「運」というハズレくじとみてよいのでしょうか。

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