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株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

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世間の学校
人を読む「高津臣吾(元プロ野球選手・東京ヤクルトスワローズ監督)」

かつて、プロ野球が全盛の時代があった。スポーツといえば野球、野球といえば巨人戦、巨人といえば王、長
嶋という国民的ヒーローの時代があった。しかし、他のスポーツ(ゴルフ、サッカー・・・)の登場と共にスポ
ーツも多様化の時代を迎え、野球人気にも陰りが見え始めテレビのゴールデンタイムの野球中継も減ってきた。
そんな中、昨年のプロ野球日本シリーズのオリックス対ヤクルト戦は、あらためて野球のおもしろさを堪能させ
てくれた。第 1 戦は 4-3 でオリックスの勝ち、第 2 戦 2-0、第 3 戦 5-4、第 4 戦 2-1 でヤクルトの 3連勝。第 5 戦は、6-5 でオリックスの勝ち。そして、第 6 戦では、延長 12 回の末 2-1 でヤクルトの勝ち。1 点差の攻防が見るものをハラハラ、ドキドキさせ、緊張感のある見応えのある試合であった。そして、対戦成績 4 勝 2 敗で20 年ぶりの 6 度目の優勝をしたのが、ヤクルト。しかも、この戦い、ともに前年最下位のチームでもある。

そんなチームが優勝するなんて、何があったのか。ヤクルトの高津臣吾監督とは一体何者なのか。1968 年広島生まれの 53 歳。広島工業、亜細亜大学を経て、1990 年にドラフト 3 位で投手としてヤクルトへ入団(1991~2003)、その後アメリカの大リーグへ行き、シカゴ・ホワイトソックス、ニューヨーク・メッツを経て 2012 年 8 月 31 日で引退(44 歳)。2014 年、1 軍投手コーチとしてヤクルトへ。2017 年に 2 軍監督。2020 年より 1 軍監督になるも最下位へ。しかし、翌年は優勝。野球というスポーツは、チームプレーであるが、個人技でもあり、更には、多分に運という要素もある、不思議なスポーツである。ストライク、ボールの判定は球審に委ねられ、会心の当たりが野手の正面にいったり、ボテボテの当たり損ないが、良いコースへいってヒットになったりと。そして、日本シリーズのような短期決戦では、わずかなミスが命取りになりかねない。どうしてヤクルトは勝てたのか。高津の一言「絶対大丈夫」が、どれほど選手の信頼、自信をもたらしたのか。部下を指導するリーダーの役割にはいろいろなものがあるが、部下を信頼して絶対大丈夫という安心感を与えること。これ以上の言葉はないのかも知れない。高津監督から学ぶべきものは多い。特にダメな会社を元気にするには!

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浅沼邦夫