会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
時流を読む「東京証券取引所 一部上場企業はどうなる」

2022 年 4 月より東京証券取引所の市場区分が変更される。これまでの 1 部、2 部、ジャスダック、マザーズの
4 区分から①プライム、②スタンダード、③グロースの 3 区分に再編される。4 つが 3 つになると考えても良い
し、ウナギや寿司の特上、上、並の 3 区分と同じように 3 つはわかりやすい。この再編は企業の実態に応じた区
分で、プライムは大型企業で海外投資家から資金を呼び込む市場と位置づける。標準的な企業としてのスタンダ
ード、そして、新興企業向けのグロースの 3 区分となっている。

会社というものは、小さい零細企業、個人企業から従業員 1 万人以上という大企業まで様々なものがある。こ
の点については、特に非上場企業において著しい。そのため、非上場企業の株価の算定については純資産方式、
配当還元方式、類似業種比準方式といったいくつかの方式が相続税法上認められている。それでは、上場企業の
場合はどうか。上場しても殆ど株式取引のない企業(流動性の無い株式)、資金調達を全く行っていない企業等
いろいろな種類がある。これらを整理して東京証券取引所の魅力を高めるには、どうしたら良いのか。世界三大
証券取引所(ニューヨーク、ロンドン、東京)としての東京証券取引所の取引を活発にするにはどうするべきか。

その答えが今回の再編。一定の条件をクリアしないと現行の 1 部からスタンダードに行けなくなるということ。
もし、プライム市場に行けなくなると、何となく格下げ、格落ちのイメージがある。プライム基準は、流通時価
総額 100 億、流通株式比率 35%以上というから、かなりハードルが高い。どんな企業群が実現するのか。自社
の立ち位置をどう考えるか。自社の進むべき方向と共にその企業が何を目指しているのか注目しておく必要がある。

決算診断システムを
ご検討中の会計事務所様へ

決算診断システム『社長の四季』を、経営分析・付加価値向上・顧問先拡大にご活用下さい。

会計事務所必読!資料ダウンロード「経営分析の視点と活用」

お問い合わせ

資料ダウンロード

「決算診断」は幸せを呼ぶ“ 三方よし”

三方よし/お客様よし・事務所よし・世間よし
  • 決算には社長の人間ドラマがある ─ 数字と心はつながっている
  • 社長の四季決算診断システム ─ 決算診断は会社のすべてを物語る
  • 決算診断は幸せを呼ぶ三方よし ─ お客様よし、事務所よし、世間よし
  • 決算診断は会社の健康診断 ─ 社長が一番知りたいのは診断結果
  • 会計事務所の一番の強みは、社長と直接肝心な話ができること
  • アナログ力は重要、数字と心をつなげることは付加価値につながる

浅沼経営センターグループ
取締役会長
浅沼邦夫