会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
言葉は語る「減資企業」

 資本金を増やすのが増資、逆に資本金を減らすのが減資。資本金は株主の地位に相当するものであるが、会社
にとっては返済する必要のない資金のため、安心して事業資金に使える。これに対して銀行借入であれば、期日
には必ず返済しなければならない負債となるため、その使い道が有効なもので利益を生むものでなければならな
い。その意味で資本金を増やして資金調達を行う増資は会社の重要な資金調達戦略となる。
 ところが、最近、上場企業の中で資本金を減らす減資企業が増えているという。どうしてなのだろうか。企業
を縮小しようというのか。答えは「税制」にある。資本金を 1 億円以下にすることで大きな税制上のメリットが
あるからである。①繰越欠損金の控除が所得の半分から全額控除へ ②外形標準課税の対象外となる点等がある。
しかも減資といっても株主に資金を返す有償減資ではなく無償減資なので、会社の純資産は変わらないので財務
比率に与える影響はあまりないとも云われている。
 中小企業においても資本金による税制上の違いには注意しておく必要がありそうだ。

決算診断システムを
ご検討中の会計事務所様へ

決算診断システム『社長の四季』を、経営分析・付加価値向上・顧問先拡大にご活用下さい。

会計事務所必読!資料ダウンロード「経営分析の視点と活用」

お問い合わせ

資料ダウンロード

「決算診断」は幸せを呼ぶ“ 三方よし”

三方よし/お客様よし・事務所よし・世間よし
  • 決算には社長の人間ドラマがある ─ 数字と心はつながっている
  • 社長の四季決算診断システム ─ 決算診断は会社のすべてを物語る
  • 決算診断は幸せを呼ぶ三方よし ─ お客様よし、事務所よし、世間よし
  • 決算診断は会社の健康診断 ─ 社長が一番知りたいのは診断結果
  • 会計事務所の一番の強みは、社長と直接肝心な話ができること
  • アナログ力は重要、数字と心をつなげることは付加価値につながる

浅沼経営センターグループ
取締役会長
浅沼邦夫