2021/05/26世間の学校
数字は語る「5.4 グラム」
2014 年 12 月 3 日、種子島宇宙センターから打ち上げられた「はやぶさ 2」。地球と同じように太陽を周
回する小惑星「リュウグウ」の上空に 505 日間滞在し(ランデブー航行)、人類初となるいくつもの挑戦を
行い、2020 年 12 月 6 日午前 3 時少し前「はやぶさ 2」から分離したカプセルは小惑星の物質を抱えてオー
ストラリアのウーメラ砂漠に着地した。持ち帰った砂粒が約 5.4 グラム。「はやぶさ 2」は初号機から 17
年にして悲願のゴールを果たした。
世界に誇れる技術は、日本人に勇気と希望を与えた快挙に拍手。たかが 5.4 グラムというなかれ。3 億
キロ彼方。地球と太陽の距離の 2 倍先にある天体をわずか 1 センチレベルの精度で知るとてつもない出来
事に感動。この感動を忘れずに頑張れば、コロナなんて怖くない。科学技術の進歩は人類に夢と希望を与
える。ありがとう、はやぶさ!