会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

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世間の学校
人を読む「荒磯親方 - 元横綱稀勢の里」

 相撲は日本の国技とされているが、相撲界の頂点である横綱に日本人が一人もいないのは、淋しい。そ
んな時、2017 年に第 72 代の横綱となった稀勢の里。しかし、怪我との戦いにあけくれ、無理な出場が怪
我を更に悪化させ横綱としての十分な成績を収めることができず 2019 年に引退。

 スポーツ界の頂点を極めた人のその後は、どうなるのか。後進の指導というのが定石として、次の相撲
部屋の親方になるはず。しかし、この人は違っていた。伝統と格式の相撲界をスポーツという大きな視点
で考えるため、学び直しを始めた(リカレント教育)。中学校しか卒業しておらず、いきなり相撲界へ。そ
して、練習に明け暮れた相撲人生。義務教育の最低限の教育しか受けておらず、パソコンなんて触ったこ
ともない。レポートも書いたことがない。ましてや、人前での発表などしたこともない。およそ相撲以外
の事は一切してこなかった人が、なんと早稲田大学の大学院(スポーツ科学研究科)へ入学し卒業へ。

 「学びたい、研究したいという気持ちがなくなったら成長は止ると思います」「新しい相撲部屋の経営の
あり方を学びたい」「サッカー、Jリーグのやり方に学ぶべきものがあります」「食べ物もちゃんこ料理の
伝統にこだわるのではなく、科学的に考える必要がある」・・・大学院には、既に野球の桑田真澄や、テニ
スの伊達公子がいるが、荒磯親方の研究熱心さは格別という(指導教授)。ここに我々は社会人の学び直し
(リカレント教育)の理想を知ることができるのではないか。学ぶのに遅すぎることなし!

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取締役会長
浅沼邦夫