2021/04/28世間の学校
時流を読む「SDGsをビジネスに」
SDGs は国連が定めた「持続可能な開発目標」のことで、キーワードは「地球を救え」。昨年の菅首相の所信表明演説では、2050 年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「脱炭素宣言」をした。
今年の 1 月 1 日の日本経済新聞の 1 面トップも脱炭素、カーボンニュートラル。SDGs は待ったなし。むしろ、いかに経営に取り組むか。方向性は見えた。あとはビジネスにどう活かすかが、これからの課題。
電力を例に取れば、火力から風力へ。風力も陸上と海上へ。送電網の整備や蓄電技術が問われる。これらは、莫大な利益を呼び込み、新しい成長機会となること間違いなし。企業努力の方向性を間違えずに行けば、日本にとっても日本の企業にとってもビッグチャンス到来と言える。
元来日本には「三方よし」の近江商人の知恵があり、これを広げて「未来よし」「地球よし」の姿勢がこれからのキーワードとなること間違いなし。この舟に乗り遅れては、ビジネスの未来はない。中小企業にも商機到来。いかに企業経営に取り込むかが勝負の分かれ道か。