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株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

世間の学校
言葉は語る「財務制限条項」

 銀行が企業に資金を貸し付ける時、①貸出金額 ②貸出期間 ③返済期日 ④金利 ⑤担保 等が重要となる。約束通りに返済できれば問題ないはず。しかし、企業業績に確実性はない。突発的な出来事によって、売上が半減し、赤字、債務超過となっていたりすることがある。このような状況に企業が陥ると銀行は早めの資金回収に走ることがある。それを可能にするのが財務制限条項(コベナンツの一種)だ。
 コベナンツとは、融資契約をする際に契約書に記載することのできる特約事項のこと。(1)情報開示義務(2)財務制限条項(3)担保制限事項等があり、これらの条項が守られなかった場合には、その時点での資金回収、金利優遇の取り消し等のペナルティが科せられるもの。財務制限条項で多いのが、純資産が一定金額を下回った場合とか、2 期連続で最終赤字になったりした場合を条件として特約を認定することがある。
 新型コロナの影響で、財務制限条項に抵触する企業が沢山出始めている。どうする銀行。金融庁は各銀行に対して柔軟な対応を求めており、多くの企業は返済を猶予されているという。融資の返済猶予が銀行の貸倒れリスクを増大させるのか。問題は多いが救済される企業も多くなっている。しかし、最終的には、利益をあげて返済できるかが問題となる。

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