2020/10/15決算診断情報
決算こそ最大のビジネスチャンス
中小企業の会計に関する検討会(事務局:中小企業庁、金融庁)が中小企業の実態に配慮し、多くの中小企業で利用可能な会計処理として、中小企業向けの会計ルール「中小会計要領」を平成24年2月に策定されたことは周知の通りです。策定から一年を経過した今年、この「中小会計要領」の普及活動を盛んに行っていますが、その「中小会計要領」の手引きの中に、以下の内容が書かれています。
この内容は「投資判断や経営改善を的確にできるようになりたい」「スムーズな資金調達や取引先拡大を図りたい」「決算書の信頼性を向上させたい」と思っている中小企業の経営者の方々に、経営に活かせる「決算書」の目的・意義等を分かってもらえるためのものです。
世の中の多くの中小企業経営者は「決算書」について、
「税務署に出すためのもの」
「銀行等の金融機関に出すためのもの」
「株主総会に出すためのもの」
としか思っていないのが実情です。
中小企業経営者の社長へ
「会社の一年間の業績結果を知るためのもの」
「会社の実情と経営課題を知るためのもの」
が「決算書」の目的であり、「決算書」を活かすことで会社の経営力強化の実現を支援することが会計事務所のミッション(使命)ではないでしょうか。
プロスも30年間「決算診断」一筋に活動を続けてまいりました。
今年は、「決算診断」を活用されている会計事務所にとって、「決算こそ最大のビジネスチャンス」になる年であると信じています。
今後も会計事務所の基本業務の「決算」の存在価値を高めるために、「決算診断」の研究開発を継続的に続けてまいりますので、よろしくお願いします。
株式会社 プロス