会計事務所/税理士のための決算診断システム「社長の四季」

株式会社プロス/社長の四季

決算診断コラム

会計事務所経営・企業経営のお役立ちコラム

常に「あきらめない」経営者を支援する 会計事務所の役割!!

世界も日本も政治・経済・社会が大きく揺れ動いています。このような時代ではどんなことがあっても「あきらめない」ことが真念となって生きていくことが大事なのです。日本が大震災からの復興が世界から注目される中で、女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が、ワールドカップで世界の頂点に立つ快挙を成し遂げてくれたのです。肉体的にも技術的にも圧倒的な力を誇る世界ナンバーワンのアメリカチームと今まで一度も勝ったことがなかったのに決勝戦で勝ったことは歴史的な瞬間でした。「なでしこジャパン」が見せてくれた「最後の最後まであきらめない大切さ」絶対にあきらめないぞと思う気持ち、勝利を勝ち取り世界一になるという夢を見つめ続けたからこそ、勝利の女神が奇跡を起こしてくれたのです。「選手がひとりひとりに未来に対する強い意志によって何事も成就する」ということを教えてくれたのです。

中小企業もこれからは差別化の時代です。みんなで一緒によくなるという時代から、真剣に強い意志によりやり抜く会社しか生き残れない時代になったのです。中小企業は何といっても経営者次第です。経営者の「思考と行動」が企業の全てを支配しているのです。潰すのも、伸ばすのも経営者次第なのです。経営者の「ものの見方・考え方」が現在の会社の姿に反映されているのです。
会社の姿を一番端的に表しているのが「決算書」なのです。「決算書」は経営者が企業の経営資源を有効に活用した結果が数字として表れているのです。
「決算書」の中に「経営者の問題」があるのです。しかし、単なる「決算書」では「経営者の問題」は分かりません。数字を数値に変えていくことで、経営課題が判明するのです。そのために必要なのが「決算診断提案書」なのです。

「決算診断提案書」には不思議な力があります。それは、中小企業経営者の3Kといわれる「経験・勘・コツ」に「計数感覚」を身につけることができるのです。自分の会社の総合得点の意味を理解し、「6要素診断」により会社の強み・弱みがはっきりと掴むことができるからです。

決算書から経営課題を読み解くには、会計事務所のサポート無しには成し得ません。数字だけの決算書を経営者にもわかる「決算診断提案書」にして提供し、経営者と共に会社の問題点は何かを的確に把握し、次の一手をどう打てば良いのかを考えることこそが、会計事務所が経営者に貢献できる一番の仕事です。会社の未来を創り伸ばすための方策、方針を打ち出し社員の協力を得て実現することで、企業の永続を図ることが、今の時代真に求められてきているのです。

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取締役会長
浅沼邦夫