決算診断は最大のビジネスチャンス! 税理士・会計事務所のための決算診断システム「社長の四季」

神奈川県横浜市で開業するYMG林会計事務所は約100名の職員を擁する大型事務所だ。所長の林充之氏は「決算診断提案書」を"コミュニケーションツール"として活用している。
「決算診断を実施しているのは全顧問先の80%です。例外的に資産管理会社などは決算診断の必要はないのでこのパーセントになりますが、基本的にはすべての顧問先に決算診断を導入しています」と語るのは林充之所長だ。
同事務所内で使っている決算チェックシートには「決算診断提案書を作ったか」「決算診断提案書を社長に説明したか」というチェック項目があるという。決算診断を実施するのが当たり前になっているのだ。
林税理士が決算診断提案書の導入を決めたのは、(1)経営者にビジュアルで決算の内容を伝えられる、(2)5分もあれば入力できる、という二つの理由からだ。
「決算書さえあれば誰でも5分もあれば入力できます。時間がかからないというのは非常に重要なポイントです。コストがかからないというとすぐに費用のことを考えてしまいがちですが、時間もコストの重要な一要素ですから」
林氏は決算診断提案書をコミュニケーションツールと位置づけている。「決算診断提案書は担当者が経営者と話をする場をサポートしてくれるツールです。
経営者は感覚的に経営数値を理解しています。社長の頭の中にあるバラバラの経営数値を系統立てて説明し社長に理解してもらうのが決算診断提案書です。
このツールの使い方を練習するために毎月1回、1日かけて事務所全体で研修を行なっています。研修の内容はディスカッション、ロールプレイングなどいろいろですが、その目的はコミュニケーショントレーニングだと考えています」
こうした研修を、回を重ねて実施することで職員の潜在能力を引き出すことが可能になるという。
ほぼすべての顧問先に決算診断を行なっている同事務所では意外なところから新規顧客が獲得できることもあるという。
「以前、顧問先の経営者の知り合いという社長から電話をいただいたことがあります。話を聞くと知り合いの経営者のところで決算診断提案書を見て"こういうサービスがあるのだったら、ぜひうちにも"と電話をしたというのです。決算診断提案書は他の事務所との差別化ということでも有効なツールです」
林氏は会計事務所が抱える3つの課題=新規獲得のための囲い込み、職員のレベルアップ、お客様の会社の成長、を同時に解決できるのが自ら考案した新規獲得3ステップとその根底にある決算診断提案書だと確信している。
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